主旨
現在、田中久敏73歳になりました。後10年位かなという言葉が出始めた事もあり、田中久敏イズムを受け継ぐために勉強会を行おうじゃないかというのがこの会の趣旨になります。会の立ち上げには、白須先生等に大変お世話になりこの場をかりて感謝したいと思います。
さて、田中久敏塾ですが、現在の世の中保険の点数は、下がる一方でまともに歯医者で食べていけるのか先行き不安な時代になりました。入れ歯の患者さんは、8020運動により減るのかと思いきや現在の保険において治療後の評価はなされていない事もあり、歯医者が破壊者になり、抜歯に至る歯の本数は増え続け入れ歯の患者数は変わらない状態です。 インプラント・インプラントと世の中は、騒ぎ立て欠損があれば何でもかんでもインプラントの世の中ですが、満足な咬み合わせを与えることのできないドクターが、埋入後に上部構造に果たしてどのような咬合を与えているのか?10年後に非常に不安を覚えるのは私だけでしょうか?
この勉強会では、もう一度補綴の原点に戻り、義歯を中心とした補綴治療より、総合的な咬合を与えるための知識を得ようじゃないかという主旨です。以前より私は、総入れ歯で咬ませることができるなら、部分入れ歯もクラウンブリッジもインレーもさほど難しくはないと言って来ました。ほとんどの若い歯科医師は、インレーから入り、クラウンへ最後に総入れ歯と考えるために非常に総義歯の壁が高くなります。はじめに総義歯において咬合とは?咬合器とは?審美とは?と勉強してくるとほとんどの事はマネージできます。皆さんは逆になっています。ここでもう一度原点に戻ってみましょう。Standard is New! これが私の勉強会の主旨です。
田中 久敏
 




