入れ歯への疑問・質問
入れ歯の使用期間が長い患者さんでも、結構知らない事が多いです。できるだけわかり易く載せておりますので参考にしてみてください。また、下記以外の質問や疑問に関してはメール相談よりお待ちしております。
入れ歯の使用期間が長い患者さんでも、結構知らない事が多いです。できるだけわかり易く載せておりますので参考にしてみてください。また、下記以外の質問や疑問に関してはメール相談よりお待ちしております。
ここでは、基本的な考え方を説明します。時と場合によっても違いますので、ご自分で判断せずにドクターに相談してみましょう。
総義歯(入れ歯)の考え方
眼鏡や腕時計をしていると鼻の横や腕に赤い後がつきますね。眼鏡や腕時計を外すとリラックスしますよね。簡単に言うと入れ歯も同じです。1日入れ歯を装着していると歯ぐきにも同じような後がつきます。歯ぐきを休めてあげるためにも夜寝る際には、入れ歯を外したほうが良いでしょう。また、入れ歯を装着していると入れ歯にも汚れがつきますので、寝る際には入れ歯を外して入れ歯洗浄剤の中に入れてあげたほうが、細菌も除去されてきれいな状態を維持できます。
部分床義歯(入れ歯)の考え方
部分入れ歯の患者さんは、必ず夜寝る際は入れ歯を外して就寝されることをお奨めします。入れ歯にはカンジダ菌が付着しますので、歯周病の原因にもなります。夜寝ている際には細菌が繁殖しやすいので、はめたまま就寝されると入れ歯のバネやプラスティックの部分に細菌が付着しやすく、朝、細菌が増えた状態になりますので、歯周病・虫歯への感染リスクを増やしてしまうことになります。
以上のようなことから、基本的には入れ歯は外した状態で就寝される事をお奨めします。しかし、患者さんの中には次のような事で入れ歯を外したがらない患者さんもいます。
1、入れ歯が外した状態で電話に出ても何を言っているかわからない。
2、地震や火事など何かあった時に困ってしまう。
3、入れ歯を外していると朝起きたときに入れた感じが違う。
上記の内容を患者さんから良く聞きます。確かにそうだなと思います。そんな患者さんは、1日に1度で良いので入れ歯を外す時間を作りましょう。
歯がなくなった部分の骨はたとえ適合の良い入れ歯を入れたとしても吸収(減っていく)していきます。一般的には「歯ぐきが痩せていく」と表現されています。残念ながら現在の科学では「歯ぐきが痩せる」ことを止めることはできません。
そこで「歯ぐきが痩せた」場合には入れ歯の内面を合わせなおすことが必要になります。「歯ぐきの痩せ」具合にもよりますが、入れ歯がゆるくなったからといって新しく作り直す必要がないこともあります。
また、入れ歯を長く使用していると咬み合わせのバランスが崩れて入れ歯が動いてしまい、入れ歯がゆるくなると感じることがあります。このような場合には咬みあわせの調整により対応できる場合とできない場合があります。しっかりといた入れ歯の診査が必要になりますので、専門医にご相談することをお勧めします。
入れ歯を入れたときの痛みの原因は様々な原因が挙げられますが、大きくは2つに分けられます。
①入れ歯の内面が歯ぐきに合っていないための痛み
多くの場合では入れ歯の内面を削ることで解消できます。まずは内面の適合を診査し、適切な部分・量を調整します。特に新しく作った入れ歯でこのような調整方法をします。しかし、長年使用している入れ歯では入れ歯が歯ぐきと全体的に合っていない場合がありますので、場合によっては新しく入れ歯を作り直す必要があります。
②咬み合わせのズレにより入れ歯が動くことによる痛み
この場合はいくら入れ歯の内面を削っても解消できません。削っても削っても痛みが治らないというご経験をされたことはありませんか?入れ歯の知識が少ない先生ほど入れ歯の内面を削れば痛みが解消すると考えていますが、原因である咬み合わせを調整しない限り痛みが治ることはありません。
入れ歯を入れることで唾液腺(唾液を作り、分泌する器官)が刺激されるため唾液が普段より出ることがあります。新しい入れ歯を入れたときによく見られる症状ですが、決して異常なことではありません。
ほとんどの患者さんは、入れ歯を製作したら治療が終了と考えられています。しかし、入れ歯も定期的にチェックすることが必要です。チェック項目として以下のことが挙げられます。
1、歯ぐきは痩せていないか
2、歯ぐきの健康状態がいいか
3、咬み合わせはズレていないか
4、入れ歯をきれいに手入れしているか
5、入れ歯にヒビなど不具合が生じていないか
詳しくは入れ歯メンテナンスのページに掲載されていますので参考にしてください。
ほとんどの患者さんで満足のいく入れ歯を提供しております。歯科タナカでは、患者さんとコミュニケーションをとり、患者さんの悩みを解決していく方法をとっています。相談の際に良くコミュニケーションをとりましょう。しかし、患者さんの希望している満足度とドクターの治療がかみ合っていない場合があります。
たとえば、「入れ歯が動かないようにしてほしい。」と希望しても、下顎の入れ歯では舌がありますので限度があります。「歌を大きな口を開けて歌えるようになりたい。」と希望しても、入れ歯で完璧にそれが可能かというと無理な部分もあります。そのために歯科タナカでは、治療を始める前に患者さんとドクターのゴールを確認するようにしています。患者さんも必ずどのようにしてほしいのかを伝えるように努力しましょう。入れ歯のみの治療で解決できない場合は、他の治療方法を考える必要があります。
水を流しながら、入れ歯専用の歯ブラシ、歯ブラシで磨きますが、誤って落として入れ歯が欠けたり、流しに流してしまわないように、洗面器などに水を張って、その容器の上で洗うようにしましょう。その際、熱いお湯は使わないようにして下さい。熱で、入れ歯(義歯)が変形する恐れがあります。自分の歯がある場合は、柔らかめの歯ブラシで磨いてください。
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入れ歯をせっかく作ったのだから、なるべくきれいに使いたいとお考えでしょう。
入れ歯は、手入れによっても長持ちさせられるんです。
日々のちょっとしたお手入れで、長持ちさせちゃいましょう。
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