上下総入れ歯(初診時)
上下総入れ歯の患者さんになります。
主訴は、使用している入れ歯が合わなくなってきた。
お口の中の写真になりますが、ほとんど骨の状態はほとんど問題ないようです。
症例としては、難易度は中程度でほとんど問題ないようです。
上顎旧義歯(入れ歯)
旧義歯(入れ歯)の写真になります。
旧義歯(入れ歯を)観察してみると、ファセットはそこまできれいにないが、人工歯が磨耗しており咬合高径が低くなっていることが予想される。また、金属からレジンの立ち上がりの位置・厚みが間違っていると思われます。左側の臼後結節の覆われ方が少しずさんに思えます。
金属は、コバルトクロームを使用しています。
下顎旧義歯(入れ歯)
下顎旧義歯(入れ歯)の写真になります。
歯石がかなり付着しており、メンテナンスが行われていなかったと思われます。
デンチャー(入れ歯)の床縁形態は、プアーであり、解剖学的ランドマークからは足りないように思われます。
金属は、コバルトクロームを使用しています。
上下旧義歯(入れ歯)評価
上下旧義歯(入れ歯)の相対評価になります。
咬みあわせに関しては、ほとんど問題ないですが、咬合高径が少し低くなっている。
上顎の床縁形態は、以前にリベース材を使用して補修しているようです。
下顎の床縁形態は、解剖学的ランドマークを覆っておらず少しこじんまりした形態になっています。
左右に側方運動させたときの入れ歯の動きは、フルバランスドオクルージョンに近いが、作業側上下の5・6番接触が離開しています。
以上のことを踏まえて、新義歯(入れ歯)製作に入りたいと思います。
上顎(入れ歯用)単純印象
上顎の研究模型用・個人トレー用印象になります。
左側臼歯部付近の床縁部印象の厚みが足りないため注意が必要!
下顎(入れ歯用)単純印象
下顎は、ほとんど問題ないと思います。できるだけ解剖学的ランドマークを採れるように印象を行った。
上顎義歯(入れ歯)精密印象
単純印象の際に左側の印象がいまいちだったので、コンパウンドを用いて補ってみたがさほど変わらないと思えた。 右側のほうがどちらかというと吸収が大きいのか?
下顎義歯(精密印象)
旧義歯においてもあまり、Sカーブは強くない傾向があったので、印象としてのきれいさにかけるがこんなものかな?大先生への質問したところわからんと言われた。 下顎前歯部の印象が少しひずんでおり完成後の調整が必要になりそうだ。
上顎義歯(入れ歯)模型
精密印象を基に作成した模型になります。模型にしてみると、右側の臼後隆起の部分が不鮮明であり、完成後の調整が必要となりそうである。他は、特に問題なさそうである。
下顎義歯(入れ歯)模型
精密な印象を基にして作製した模型になります。臼歯部舌側の印象があまりきれいに採れておらず、大先生より指摘があった。「これでは、コルベン状が作れない」とのことです。応急的に咬合床作製の際にコルベン状を作製した。