第3回 田中久敏塾(入れ歯)
入れ歯講義の概要です
さあ、今月も第2金曜日がやってきました
毎月第2金曜は、「田中久敏塾」です!
日時:2008年2月8日(金)
場所:渋谷 歯科タナカ 診療室
講師:田中 久敏先生
参加者:飯山浩靖 田中健久 村木宏 菊池泰斗 白須健一郎(敬称略)
今回からは、総義歯(総入れ歯)を、もう一度最初から学ぶ!ということで
- 診査・診断
- 印象
- 咬合採得
- 人工歯排列
- 試適
- 完成
- 調整
- 予後
といった具合に、臨床手順・技工手順ごとの講義になっていきます。
今回は、診査の要点を教わりました。医学や歯科の他の分野と違い、
補綴、殊に総義歯(総入れ歯)治療となると、診査・診断で何をするのかという事が
あいまいで、ほとんど診査・診断の意味をなしていないのが日本の現状でしょう。
医科でしたら、問診や検査を行い、診断が出ます。例えば、「貧血です」とか
「結膜炎です」とか。それによって治療法が決まります。
つまり、診査・診断が治療法に大きな影響を与えています。
総入れ歯だとどうでしょう?歯がない事は誰にでも分かります。
では、歯科医師は、何を診査し、どんな診断を下し、治療法に影響を与えているのでしょう?
診断によっては治療法が大きく異なります。
ですから、ほとんどの歯科医師は、口腔内を見て、顎堤の吸収をみて、「難しそう・簡単そう」と判断するだけで、自分を安心させているに過ぎません。
自分自身の行った診断によって、その後の治療方法が決まります。
当然、診断に従って、自分自身で個人トレー・咬合床・人工歯排列などの技工操作を行わなくてはなりません。印象だけ採って、患者さんの口腔内を見ていない技工士さんに丸投げでは、真の入れ歯は、できないでしょう。
今回は、診査チャートを用い実際の問診時に、どこにポイントを絞っていけばいいのか、
また、どのポイントを外してはいけないのか、などを教わりました。
次回、第4回は「印象採得」にすすむ予定です。
Carl. O.Boucher曰く、
「総義歯は、印象にはじまり、印象に終わる」
そうです。
印象採得にかかわる文献は、「入れ歯に関する文献」を参照してください。
順次アップしていきます。
文責:白須 健一郎
 




